朱蒙の息子ユリが行っていた闇取引を手伝っていた商団のチャンが逮捕され、自分たちに累が及ぶことを恐れたユリは母イェソヤを連れて逃亡します。イェソヤとユリが生きていることを知ったチュモンは部下に捜索させますが、すでにふたりが逃亡した後でした。
一方、遼東城のファン太守はテソに、漢とプヨが手を組んで高句麗を撃退しようと持ちかけますが、プヨの誇りにこだわるテソはこれを受け入れません。それを聞きクムワはテソを認めて王位を譲ることを決心し、王妃とヤンソルランは大いに喜びます。
テソの即位で危機感を抱いた高句麗の家臣たちは、今のうちにプヨを叩こうとチュモンに進言するのですが、チュモンはテソの即位式に出席して会談し、高句麗とプヨの同盟を模索しようとします。その頃、ちょうど母イェソヤとともにプヨへ逃げてきていたユリは、実の父であるとも知らず、馬上のチュモンの勇姿を見つめていたのでした。