高句麗建国から15年の月日が流れ、たくましい若者に成長したチュモンの息子ユリは、プゴクチョの国境の村で病気の母イェソヤを支えていました。一方、チュモンは確実に高句麗の領土を広げ、ソソノがウテとの間にもうけたふたりの王子、ピリュとオンジョもそれぞれ国のために貢献しようと日々努力を重ねていました。
そんなある日、チュモンが次に領土の獲得を狙っていたプゴクチョへ送った高句麗の商団を、プヨの軍服を着た兵士たちに襲われ、商団は全滅してしまうという事件が起きました。この襲撃は今や大商人となったヨンポの企みで、高句麗がプヨを攻撃させ、テソから王位を奪おうと考えていたのでした。金をもらって襲撃に参加していたユリは、異母兄とは知らずにピリュと戦い、重傷を負わせてしまいます。
この襲撃に不審なものを感じたチュモンは、調査の結果、裏で糸を引いていたのは漢であることが判明します。その頃、オイはチャンニョン村でイェソヤを目撃し、朱蒙に報告するのでした。