チュモンは天地の神に必死の祈りを捧げますが、ついにその場に倒れてしまいます。そんな願いが通じたのか雨はやみますが、チュモンの容態は回復しないままでした。一方で、クムワはテソとヨンポに命じてチョルボン国境での戦を開始し、テソは国境を守る部隊や村人たちを皆殺しにしてしまいます。そして民の間だけでなく君長たちの間にも動揺が広がり、チョルボンは瓦解の危機に直面するのでした。
チュモンは何とか回復したものの弱気になっていました。そんな中、敵陣営に忍び込んでテソの首をはねてくると申し出たオイたちの忠誠心に胸を打たれ、気力を取り戻していきます。そして、ソソノが持って帰った穀物と薬材が配給されると、民の間に安堵が広がりチョルボンは急速に安定を取り戻すのでした。
チョルボンのチュモンと君長たちの絆はいっそう深まり、漢に負けない強い国の建設にまい進することを誓い会います。