ユファとイェソヤはやっとの思いでチョルボンとの国境にたどり着き、チョン大人の手助けで商団に紛れ込みます。クムワはユファの裏切りを激しく責め、チョン大人は尋問を受けるのでした。プヨの同行を探っていたムッコから一部始終の報告を受けたチュモンは、母と妻子の受難に打ちひしがれます。
クムワはプヨに見切りをつけた民たちが国境を突破してチュモンとタムル軍のいるケルを目指していることを知り、チュモンへの嫉妬で次第に心の平静を失っていきます。
流民を受け入れたケルは食糧事情が悪化しますが、チュモンはソソノの反対を押し切って軍糧米を流民に与え、その代わり戦をせずに済む方法を探るためチョルボンのクァンナとファンナの君長に接近するのでした。