チュモンは、始祖山の洞くつを訪れ、折ってしまったタムル弓が元に戻っていることに驚きます。巫女ピグムソンはチュモンに「タムル弓は本来古朝鮮の王を象徴する神器だったが、滅亡時にプヨに渡ったまま真の持ち主を待ち続けていた」という事実を告げ、名実ともに王になれと言い残して姿を消します。
一方、宮殿ではクムワの顔に原因不明の赤いあざが発症し、クムワは災いの兆候と信じて神殿で回復を祈り続けます。帰還を許されて宮殿に戻ったテソはそんな父の姿に驚き、代わって国事を遂行することを決意するのでした。
ケルへの協力を決めかねてチュモンは、チェサの紹介で会った商人チョン大人から古朝鮮の古地図を見せられ、その広大な領土に感動します。古朝鮮の領土を回復統一するにはまずケルとの同盟がだと決心し、タムル軍を率いてケルの応援に出発するのでした。そんなとき、テソの命を受けたプブンノは、ケルへ向かうタムル軍を偵察し、チュモンの首を狙っていたのです。