新生タムル軍を率いるチュモンは、鋼鉄剣で武装し、今や漢の手先と化したハンベク族を奇襲します。そして族長ソルタクの首を討ち取り、残されたハンベクの民たちはポンゲ山のタムル軍の砦へと向かいます。タムル軍の凱旋を待っていたヨミウルは、チュモンが新たに建てる国の民として力添えをし、ヘモスへの罪を償いたいと申し出るのでした。
チュモンの父、クムワはチュモンの妻イェソヤが懐妊した事実をテソに伝えます。自室に戻れることになったイェソヤは、チュモンが父の敵を討ってくれたことを知り、再会への思いを新たにするのでした。
一方、ポンゲ山では新生タムル軍の噂を聞きつけた流民たちが続々と押し寄せ、ヨミウルは助言を求めるチュモンに、くる者を拒まぬことはもちろん、より良き人材をこちらから迎えに行く様に告げます。ヨミウルの言葉に従い毛屯谷を訪れたチュモンは、漢に対抗する流民集団を率いるチェサ、ムゴル、ムッコに出会い家臣として迎え入れます。