チュモンはチンボンの太守を仕留めたものの、イムドゥンの太守は逃走してしまいます。
流民の少年チョンドンの戦死を看取ったチュモンは怒りを復讐に燃える流民軍を率いて本隊を離れ、イムドゥンの太守を追撃するのでした。
一方、クムワ王は自ら先陣に立って活躍するが、胸に矢を受けて重傷を負い、危篤状態に陥ってしまいます。
チュモンが太守の追撃に出たことをテソから密かにされたヤンジョンは、チュモンが率いる流民軍を潰せと鉄騎軍に命じ、密偵の情報でクムワの負傷を察し、敗走を中止して再び攻撃に転じます。
一方、ソソノはウテからチュモンのことを聞かされ、オイたちとともにチュモンを捜しに向かいますが、取り乱して倒れてしまうのでした。
オイたちは敵討ちをさせてほしいとテソに懇願しますが相手にせず、いずれプヨの王にヤンジョンの娘ヤンソルランを王妃に迎えると約束したテソは、プヨ全軍を率いて本国へ引き上げるのでした。
そして、ユファはクムワが瀕死であることを聞いて大きく動揺します。
テソの凱旋を出迎えた王妃は、いまやテソが事実上の権力者と喜びを隠せないのでした。