サチュルトは派兵を完全に拒否し、それに同調した家臣一同も決断の撤回を進言したことで、チンボンとイムドゥンの攻撃計画は壁にぶち当たってしまいます。
チュモンは戦の時機を逃すと不利になるとクムワに告げ、そして流民たちの熱い声に心を揺さぶられたクムワはサチュルトの派兵は中央軍のみで戦うことを家臣たちに宣言するのです。
その後チュモンは、ヤンジョンによって鍛冶職人としてプヨに指令を受けてクムワ暗殺を試みた漢の密偵たちを仕留めます。
彼らを流民と偽ってクムワに引き合わせていたテソは責任を問われて軟禁され、チュモンが取り調べに当たることになったのでした。
一方、ユファは王妃に「サチュルトに派兵をしてくれるならテソ王子の無罪放免を請け合う」と提案し、さらにチュモンにも「王に無実を報告する代わりに攻撃の先鋒に立つようテソ王子を説得せよ」と知恵を授けます。
チュモンの提案に同意したテソは自分が先鋒として参戦する旨を伝え、クムワはこれを許可しますが、クムワが先鋒隊長に任命したのはなんとチュモンだったのです。