朱蒙は盗賊の砦へ忍び込みますがペマンに捕らえらてしまいました。
そこで、ソソノはチュモンを救出する為に、ペマンにコサン国にあるといわれる塩の山の話を持ちかけ、解放するよう交渉し、商団の護衛をさせ、ともにコサン国へ向かいます。
ところが、到着してみるとコサン国は目を覆いたくなるほどの貧しい国で、人々は塩の山の恩恵にあずかっていませんでした。
それは、チョユソンという神女が塩山を神聖な地とし、出入りを禁じていたため、民は貧しい生活を余儀なくされていたからです。
それでも塩山に入ろうとした朱蒙たちは、チョユソンらに捕まってしまいます。
チョユソンによると、塩山はその昔コサン国を助けてくれた河伯(ハベク)族に捧げられたものであり、その子孫にしか塩を譲らないと言うのです。
一方、漢に反抗したため、漢との交易が絶えて塩の供給不足に苦しむ夫余では、クムワが塩を確保するため沃沮(オクチョ)に出兵することを決意します。
そこへ朱蒙とソソノが現れ、コサン国で塩を調達したことを告げるのでした。