■第6話 追手の正体
テハの巧みな兵術で撹乱されたテギルたちはあと少しのところでテハを取り逃がしてしまいます。
そして、テハの逃げ方を見てただの奴婢ではないはずと、テギルたちは彼の素性を探ろうとします。
テギルは、官報を読み、テハが以前、兵曹判書と言う官命で軍事を司る官庁の長を務めており、次の政権を狙っていたイ・ギョンシクが、自分の出世に邪魔な当時の左議政と、テハを罠にかけて失脚させたことを知ります。
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一方、オンニョンはなぜ推奴師(チュノ)が自分たちを追っているのか、テハは一体何者なのか気がかりで仕方がありませんでしたが、テハの次の目的地まで同行することにします。
なんとか、追跡者をかわしたテハは一路、師匠の住む忠州(チュンジュ)へ向かいます。
テハとオンニョンは人目を避けてとある納屋を宿にしますが、そこで二人は改めて自己紹介をするのでした。
オンニョンは自分の名前を「ヘオン」と名乗ります。テハも自分の過去の話をポツリポツリと話し出します。
そして、二人は狭い納屋の中で次第に心の距離を近づけていくのでした。
しかし、追手が推奴師と知ったオンニョンはついにテハに別れを告げます。オンニョンはすぐに役人に捕ってしまいますが女刺客ユンジの登場で難を逃れるのでした。
そんな中、テハのかつての同僚、チョルンは左議政の命令を受けることを決意し、忠州のテハの師、イム・ヨンホの邸宅で遂に3者が顔を合わせ、チョルン、テハ、テギルの激しい戦いが繰り広げられます。
激しい戦いが繰り広げられる中、遠くから笛の音が…
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