第18話 「モンナス帰国」
虐殺の危険にさらされていた天の峠学舎の民は、危機一髪のところをチャンに救われ、祖国・百済へ向かいます。チャンは、混乱で負傷したサテッキルを懸命に介抱するのでした。目覚めたサテッキルは、百済に連れて来られたことにがく然とします。モンナス一行は、十数年ぶりに宮殿の太学舎に復帰しますが、プヨソンの腹違いの妹ウヨンが首長を務める太学舎では、彼らは正当な評価を受けることができません。新羅宮では、ソンファが、ドハムではなく百済人に思いを寄せていたことを父に告白、逆鱗に触れてしまいます。
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第17話 「屈辱的な取引」
阿佐太子を勝利に導いたチャンは、王にモンナスを百済へ呼び戻すよう直訴しますが、プヨソンに阻まれてしまいます。そして、勝利の喜びもつかの間、20年前にプヨソンが持ち帰った先代王の首が偽物だったと判明してしまいます。新羅は本物と土地の交換を要求、百済は窮地に追い込まれ、プヨソンは王に叱責されてしまいます。チャンは、遺骨の真偽を確認する方法を必死に探します。一方で、天の峠学舎では、サテッキルの博士任命式が始まり、新羅軍が天の峠学舎の殺戮を行おうとしていました。
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第16話 「三国統一の夢」
プヨソンは、見事に任務を遂行したチャンに、今度は新羅の陣地に攻め入るよう命令します。プヨソンの横暴ぶりに抗議するチャンでした。そのとき、兵を率いてやって来た阿佐太子と再会、チャンは、人間味ある阿佐の君子たる姿に感動し、側近として共に三国統一の夢を抱きます。ドハムは、かたくなに心を閉ざすソンファにプロポーズし、再び密偵サテッキルとして天の峠学舎へ向かいます。そして、阿佐太子から依頼された明光鎧を開発し、ついにサテッキルの博士昇格が決定するのでした。
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第15話 「引き裂かれた２人」
チャンとソンファが幸せな生活を送ろうとしていた頃、２人の新居に新羅兵が迫ります。ソンファは、自分の身と引き換えにチャンを逃がそうとします。 生きて再び会うことを固く約束し、チャンは百済へと馬を走らせていきます。 プヨソンの仕切る全義城にたどり着いたチャンは、不審人物として捕らえられ、 新羅により陥落したのろし台に火を付けるよう命じられます。 一方、新羅宮に連れ戻されたソンファは、父にドハムと結婚するよう命令されるのでした。
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第14話「姫の駆け落ち」
ソンファ姫は、新羅か百済か、サッテキルかチャンかの選択に迫られていました。 結局、姫の立場を捨ててチャンとの駆け落ちをすることに心を決めるのでした。 ソンファ姫に直訴されたモンナスは、２人を黙って行かせてやりますが、サッテキルの兵が２人を追います。 やがてチャンは、苦労しながらも健気に平民として生きるソンファ姫の姿に心動かされ、 ２人で国境近くの村で暮らす覚悟を決めます。チャンとソンファ姫が幸せな結婚生活を始めようとしたちょうどその頃、 新羅と百済では、戦争が再開しようとしていたのです。
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第13話「2人の容疑者」
チャンは、隠し穴の監視中に、 天の峠（ハヌルチェ）の危機を知らせに来たソンファ姫を見つけます。しかし、その場にモジンがいたため、２人は他人のふりをして別れるのでした。サッテキルは、「百済神技」を奪おうとして、モンナスの仕掛けた偽物を盗み出してしまいます。焦ったサッテキルは、とっさにチャンに罪を着せようとしますが、結局チャンとともにスパイ容疑で閉じ込められてしまいます。チャンを救いに天の峠（ハヌルチェ）に侵入したソンファ姫は、そこで遭遇したサッテキルに、自分がドハムであると告げられるのでした。
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第12話「スパイの影」
ついに、チャンの秘密を知ったソンファ姫は、 ショックのあまり宮殿へ戻って行きます。チャンも意気消沈の毎日を送ることに。ある日のこと、モンナスが百済の秘伝書「百済神技」を天の峠（ハヌルチェ）に持ち帰ります。サッテキルは、百済神技を奪って天の峠（ハヌルチェ）を襲撃する計画を実行しようとしますが、新羅軍との連絡に使っていた隠し穴をモジンに発見され、危機に陥ります。一方、ソンファ姫は、天の峠（ハヌルチェ）に諜者ドハムが潜伏中であること、新羅軍による天の峠（ハヌルチェ）襲撃が近いことを知って動揺するのでした。
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第11話「天の峠（ハヌルチェ）の秘密」
サッテキルは、チャンとソンファ姫の抱擁を目撃し、激しくジェラシーを感じます。ある日、ソンファ姫が毒蛇に咬まれると、チャンは自分の命に代えて彼女を救おうとします。サッテキルは、技術士としてもチャンに激しく嫉妬、一日も早く博士に昇格して天の峠（ハヌルチェ）を潰そうと野心を燃やし、チャンに冷たく接するようになって行くのでした。毒から回復したソンファ姫は、チャンの身分を上げて宮中入りさせようと奔走します。強引なソンファ姫に、チャンはついに自分が百済人であることを告白するのでした。
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第10話「4番目の王子」
チャンと阿佐太子は、百済へ戻る途上でプヨソンの襲撃を受けます。プヨソンとの格闘中に２人の五色夜明珠が入れ替わってしまいます。なんとか無事に、宮殿に生還した阿佐太子は、"四"と刻まれた五色夜明珠に気付き、威徳王の口から弟の存在を知らされるのでした。一方、チャンは、オンドルを設置して天の峠（ハヌルチェ）に戻り、技術士に昇格しますが、途中、新羅の農村で病人のためにオンドルを作った事を、モンナスから、百済の技術を流出したと叱責されるハメになってしまいます。また、ソンファ姫はチャンとの再会に感激、２人は愛を確かめ合うのでした。
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第9話「太子の生還」
ある日のこと、モンナスの部屋から威徳王の病状日誌が紛失し、天の峠（ハヌルチェ）は大騒ぎになります。ひょんなことからチャンは日誌を手にし、誰の病気とも知らず病名を特定、治療法としてオンドルを発明するのでした。モンナスはその的確さとひらめきに、ついにチャンに格物士の資質を認めます。ある日、チャンが山中で怪しい人物を捕らえると、その人は倭国から生還した阿佐太子だったのです。チャンは、王のためにオンドルを設置すべく、阿佐太子とともに十数年ぶりに百済へ向かうことにします。
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