『ソドンヨ(薯童謠)』朝鮮三国時代の百済と新羅を舞台にしたドラマに登場する登場人物とキャストについてのまとめです。
この三人の登場人物達が繰り広げるソンファを巡る恋の三角関係に加え、チャンとサテッキルの命を懸けた宿命の対決はこのドラマの見どころでもあります。
(photo by: japanese.visitkorea.or.kr)
主な登場人物・キャスト一覧
この『ソドンヨ』のメインの登場人物は、薯童(ソドン)こと百済の王子チャン、百済の敵国の王女ソンファ(善花、善化とも)、そして新羅の貴族サテッキルの三人。
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ソドン(薯童、チャン)・・・チョ・ヒョンジェ
百済27代王・威徳王(ウィドクワン)の四男として誕生しますが、出生の秘密を知らずに平民として育てられます。
薯童(ソドン)と言う名前は、『薯童説話』によると「芋掘りの少年」という意味。
ソンファ姫が絶世の美女であると言う噂を聞きつけたチャンが新羅の都で『薯童謠』という童歌を子供たちに歌わせ、ソンファと結ばれるきっかけを作ったとあります。
『薯童謠』は、「ソンファは既にチャンと契りをかわし、毎夜のように密会している」という、かなり刺激的な歌だったのです。
チョ・ヒョンジェ
チャン(ソドン)を演じるチョ・ヒョンジェは、このドラマ『薯童謠』でブレーク。
2013年に放送された『帝王の娘スベクヒャン』で10年ぶりにドラマに復帰しましたが、百済の王子ミョンノン役を演じました。(お気づきでしたか?)
復帰作が再び百済の王子役というのも何やら因縁めいていますネ。
ソンファ(善花)・・・イ・ボヨン
新羅第26代王・真平王(チンピョンワン)の三女。
絶世の美女としての評判高い新羅の姫です。
怒った真平王は、ソンファを国外追放処分に。
ソンファはチャンの事を「ソドン(薯童)」と言う名前で呼んでいます。
先ほど紹介した『薯童説話』では、チャンが子供たちが歌わせた『薯童謠』が原因で国外追放になったとあります。
ところが、ドラマ『ソドンヨ』では『薯童謠』を広めたのは、ソドン(チャン)の行方を追うソンファの仕業だったという設定になっています。
ソンファの方が積極的だったんですネ。
イ・ボヨン
透き通った白い肌と長い髪、理知的な容貌が清楚な感じを与える美人女優です。
彼女にとっても『ソドンヨ』は出世作。
2013年『君の声が聞こえる』でSBS演技大賞 大賞、2014年には百想芸術大賞 最優秀女優演技賞を受賞した実力派。
俳優チソンと2013年に結婚し、2015年に第一子となる女の子を出産しました。
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サテッキル(沙宅己樓、金道含)・・・リュジン
新羅の貴族金氏の息子で、本名は「金道含(キム・ドハム)」。
幼い頃からソンファを慕い、姫を得るために百済の技術獲得を真平王に誓い、百済に潜入します。
ソンファを巡るチャンとの恋のライバルですが技術者としてもしのぎを削る存在です。
チャン(武王)とソンファの結婚を阻止するため、新羅との戦争を扇動したり次第にサテッキルの行動はエスカレートして行きますが、ついにチャンと刃を交える事に・・・
リュジン
韓国ドラマが日本でブレークするきっかけとなった『四季シリーズ』(秋の童話、冬のソナタ、夏の香り、春のワルツ)の三作目『夏の香り』で注目を浴びた俳優です。