第32話 「王になるべき者」
病弱であった第三王子が病死し、すっかり絶望した威徳王は、第四王子を捜すのをやめ、仏門に入ることを発表します。傷ついたチャンは、王に対し、百済復興をあきらめる意志の弱さを非難しますが、王は何も言い返せません。ソンファの説得もむなしく、チャンは百済を去ろうと決意します。モンナスは、なぜ阿佐ではなく、チャンが王になるべき人物なのか、神託の意味を探っていました。その頃、プヨソンとプヨゲは、威徳王なき後の人事案を早くも考え始めていたのです。
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