トンマンはユシンに戦場での王の権限と軍の統制権を与え、百済軍に立ち向かい神国を救うよう命令を下します。
自分を救うために命がけでウォリャを説得したトンマンに応えるために、ユシンは戦場に向かい全身全霊を尽くすのでした。
しかし、百済軍の機動力は凄まじく、撹乱されっぱなしでまともに応戦ができない状態です。
ところが、その機動力の秘密を暴いたユシンが敵陣を攻め応戦に成功しました。
そのころトンマンはピダムへの想いで揺れています。
ピダムを男として受け入れることは、王として叶わぬことですが、1人の女として見てくれるピダムを諦めることはできなかったのでした。
そしてピダムを信じ上大等の地位を与え、ユシンもピダムも捨てずに側に置こうと決心するのです。
トンマンの思いを知ったピダムはミシルの最期の意志に背き、すべてをトンマンに与えようと決断するのでした。