応戦の為、ユシン軍を率いて戦線に出ると申し出たソルォンは、勝利と引き換えにすべての兵権を与えるようトンマンに申し出ます。
ピダムもまたこの機に、権力を握ろうと企んでいました。
しかしユシンが心配したように、百済軍の機動力によって、ソルォンが率いるユシン軍も敗退してしまったのです。
その頃トンマンは、ユシンを助け自分の側に置くためにウォリャに会い、伽耶民とユシンの命を引き換えに、チュンチュの下で新羅人として生きることを提案しました。
ウォリャはその提案に揺れています。
ソルォンが敗退し引き返したことを知ったトンマンは次の対策に心を痛めていました。
そして持病を患っていたソルォンは、ミシルの最後の意志に従えとピダムに遺言を残し、この世を去ります。
そして、徐羅伐まで陥落される危機にさらされた神国でした。
ついに、トンマンは最後の手段としてユシンを戦線に送ることを決断します。
その時、ウォリャもすべてを捨てトンマンに忠誠を誓おうと決め、宮殿に戻ってきました。