トンマンは、穀物の高騰を仕掛けた貴族を懲らしめるために、軍量米を市場に流し穀物の下落を計り貴族たちに大きな損失を与えます。
それから数日後、安康城で暴動が起きました。
それは、害虫被害で収穫が減ったにもかかわらず、減税を認めてもらえず、収穫量のすべてを税で納めさせられた民の怒りが爆発し、太守を人質にとって暴動を起こしたのでした。
穀物の下落を計ったことで利益を得たトンマンは、その利益を投じ、強い鉄で農機具を作り、民に与え荒地を開墾し土地を与えようとしていました。
そこでトンマンは暴動を起こした安康城の村長に、荒地を開墾するならば、暴動を起こした罪を免罪し、土地を与えると約束しますが、理解できない村民たちは、返してもらった穀物と、新しい農機具を持ち逃走してしまいます。
トンマンは、自分との約束を破り、逃走した村長とその部下を民の目の前で斬ってしまうのでした。