トンマンはチルスクの姿を見かけ怯えていましたが、チルスクは視力を失い、トンマンだと気づくことはありませんでした。
ついに、「斯多含の梅花」である大明暦を手に入れたミシルは、長年計画してきたとおり、慰天祭を行い天の啓示を受けるといいます。
そして、ミシルが受けたという啓示は伽耶民たちを徐羅伐から追い出さなければ月食が起き、大貧困の災いが起こるというものでした。
実は、この啓示は伽耶出身のキム・ソヒョンの勢力を断ち、ユシンを自分の物にするためでした。
しかし、ミシルの予言どおり月食は起こり、トンマンたちはそれに怯えます。
ところがミシルの口から「斯多含の梅花」の正体は大明暦であり、月食もそれによって算出したもので、天意などではなく、すべてが自分の策略だと聞かされます。