第37話
人参取引で大儲けをした湾商は、朝鮮一番の商団となって義州に帰還しました。一方で人参取引で大損害をあげた松商は帰還するやいなや、密取引並びにホン・ドュクチュ殺害の容疑でパク・チュミョン、チョン・チスが役所に連行されます。証拠不十分のため釈放されるものの、大損をしたため資金難に陥り松房の都房らはパク・チュミョンへの不満を募らせます。この機会を逃すまいと、チョン・チスはパク・チュミョンの味方をしつつも影で都房らと組み、パク・チュミョンを失脚させ、自らが大房となる事を目論見ます。一方、朝鮮一の大富豪になったサンオクでしたが、これから大商団を率いていくためには傍で支える人が必要だと周囲に圧力をかけられます。そしてサンオクは再び自分の気持ちを伝えるためにタニョンを呼び出すのでした。