第22話
漢陽でサンオクはタニョンと再会します。彼はタニョンに対する想いを打ち明けますが、彼女はこれを激しく拒絶します。そして使節団に随行する商談への割り当てが発表されることに。余力がないと判断され、湾商は最低の量を割り当てられる中、松商は最高量の割り当てをもらいます。こうして湾商は再び苦境に立たされることになります。湾商が生き残るためには何としてでも燕京への遠征を成功させるべきと考えたホン・ドュクチュは、義州の全店舗と大定紅運営権を担保に資金を集め京商、柳商に割り当てを譲り受けます。平常心を失い無謀な賭けにでたホン・ドュクチュを止められるものは誰も居ませんでした。湾商らは、サンオクの指示に従い燕京遠征の品物を確保することに心血を注ぎました。そして、そんな彼らに前にまたも松商の陰謀が待ちかまえることになったのです。