第18話
府伊が清国からの使臣を迎えるため漢陽から迎えた役人をもてなす宴会をすることになりました。役所での酒宴に参席したサンオクは、使節団の馬子として燕京を訪れた時に出会った吏曹判書ユン・ジョンホと再会します。ユン・ジョンホはサンオク親子を助けられなかったことを気にかけていました。彼は今のサンオクの境遇を知り、通訳の試験を受けてみないかと誘います。しかしサンオクは商人として生きることを決意していたために、その話を断りました。試験の事をユン・ジョンホより聞いたサンオクは紙の需要が高まると考え、商談を率いての遠征を申し出ます。サムボ、ユ・ドゥチュル、そしてサダンペの一座を率いてサンオクは旅立つ事になりました…一方、そんな彼らに湾商の息の根を止めろと命じられた松商大行首チョン・チスの計略が迫ります…