第47話
サンオクのタニョンへの想いを知ったミグムは、二人を引き合わせます。サンオクはタニョンの濡れ衣を晴らすため、義州府尹に乱時に捕らわれた罪人の再調査を行うように嘆願します。その一方でチョン・チスはイ・ミョンウより、逆徒の残党からサンオクがホン・ギョンネに資金提供をした証言を得たとの知らせが届きます。そしてチョン・チスはサンオクを訪ね、口封じの代価として天銀十万両、ならびに湾商に奪われた松商の全店舗を返すようにと脅迫します。しかし、サンオクは野望に満ちたチョン・チスによる松商の再起を危惧し、提案を断ります。そして、今後降りかかるであろう災いを避けるため、湾商の都房を降りたサンオクは、自ら官衙に向かいホン・ギョンネとの関わりを告白します…