第33話
ホン・ドュクチュの死から立ち直れないサンオクは部屋にこもったままでした。そんなある日の事、ホン・ドュクチュの娘ミグムがサンオクを訪ね、湾商の再興こそが父の願いだとサンオクを勇気付けます。ミグムの励ましに勇気付けられたサンオクは湾商の行首を集め会合を開き、そして組織の刷新をすると告げます。朝鮮を訪れた清国商人との取引のために、漢陽へと向かう矢先、燕京一の薬材商ワン商人より手紙が届きます。そしてサンオクは近々燕京で大規模な薬材市が開かれる事を知ります。清国商人との取引に向けて、他の商団が品物を準備する中、湾商は薬材市に向けて準備を進めます。そしてサンオクは最高級の紅参を作るため、彼は朝鮮一の紅参職人を訪ねるのでした。