第28話
人参交易権を巡り、サンオクは交易権の分配に参加します。しかし、湾商はあまりに実力不足でした。商団として生き残るには人参交易権が何としても必要だとホン・ドュクチュはいいます。その上交易権の獲得には、畑や技術者よりも朝廷を味方につけることが必須だとわかり、サンオクは苦心します。そんな折、漢陽松房にいるチェヨンが来訪し、朝廷ではキム・ドゥシクとパク・チョンギョンが権力を二分していると伝えられます。パク・チョンギョンは実権を失いかけていて、その情報をいち早く知った松商、京商は彼を見限り、キム・ドゥシクに裏金を渡して関係を深めていました。サンオクはパク・チョンギョンに近づき、権力を取り戻す方策を助言すると共に、人参交易権の審査を公平に行われるよう取り計ってほしいと要請します。そして後日、人参交易権の配当が発表されることに…