第27話
燕京の薬材商の店主に会う事を決めたサンオクは、サムボを引き連れ再び燕京に旅立ちます。薬材商の店主ワンはサンオクとの再会を喜び、実はサンオクを捜しているのは巨商チュ商人であると教えられ、家に案内される事に。そして以前サンオクが助けた妓生・張美齢が目の前に現れ…一方、柵門でチン商人の世話になっていた湾商都房ホン・ドゥクチュは密貿易再開の準備を整え、湾商の団員を再結集させます。彼は義州府に頼み込み、柵門で人参の密貿易をする許可を得ることになるのですが、柵門に向かう道中の検問にて人参を没収されてしまいます。実は国法にて人参の密取引が厳しく禁止されることになり、人参取引をする事が許可されたのは朝廷が選んだ四つの商団のみ…そしてそんな中、サンオクはホン・ドュクチュと再会します。ホン・ドュクチュよりサンオクは湾商の再起をかけ、人参の交易権を手に入れて欲しいと命じられる事に。