第23話
ホン・ドュクチュとサンオクが投獄されました。燕京遠征の人員を取り決め、本格的な準備に取り掛かろうとする矢先のことです。松商の陰謀によるものでした。湾商の船で運ばれた救援米の中に砂、そして糖が混じり、お米も水でふやけていたのです。身の覚えが無い事に困惑する湾商らでした。必死に原因を突き止めようと調査を進めるのですが、手がかりはつかめず…このままでは遠征に支障が生じると判断したサンオクは自ら罪を被り、都房ホン・ドュクチュを釈放させます。そして湾商にとどめを刺すべく、救援米を湾商が悪用したとの噂を義州中に流たのはチョン・チスとチャン・ソクチュらでした。この噂により怒った民が湾商の店で大暴れを始め…騒動を静めるため、ホン・ドュクチュは準備に使うはずの資金でお米を購入、民に無償で配ります。救援米騒動は収まるものの、サンオクの濡れ衣は晴れず…、そんなサンオクを救うべく、チェヨンが動くのでした…