第11話
柵門にて、人参貿易の担当者に選ばれたサンオク。絹廛の書記ユ・ドゥチョルとともにまずは長脳参畑に向かいます。しかし、それは罠でした。そこには畑を荒らすため、松商が送り込んだ盗賊が潜んでいたのです。畑は燃やされ、薬草狩りたちも皆殺しにされていきます。サンオクは運よく命拾いをしますが、これではとても人参取引など出来ません。そしてサンオクは、盗賊が知り合いの盗賊ユクソンであることに気づき、陰謀の影を感じ取ります。一方、湾商都房ホン・ドゥクチュの娘、ミグムは湾商本廛書記のチョン・チスに次第に思いを寄せるようになっていました。ミグムは父にチョン・チスと結婚がしたいと告げます。数日後に柵門にてチン商人との人参取引を控えていた湾商ですが、松商の陰謀によって長脳参畑を荒らされたために、取引が不可能となったことに危惧を覚えていました。