第34話
チャン・ボゴは、揚州を訪れたチョンファからキム・ウジンが海賊と通じた罪で王都に押送された事実を知らされます。チャン・ボゴは、キム・ウジンの潔白を証明するため、皆が止めるのも聞かず新羅へ戻る決断を下しました。そして案の定、新羅到着と同時にチャン・ボゴも王都へ押送され、キム・ウジンの政敵によって虚偽の自白を強要されることに。チャン・ボゴは酷い尋問の下でも無実を主張し続けます。こうして、チャン・ボゴらの排除に成功したジャミ夫人は海賊王イ・ドヒョンと結託し、天下を取ることを画策します。その第一歩としてジャミ夫人は、自らの拠点をチャン・ボゴの故郷清海にしようとし、彼に代わって新羅と唐と倭との交易をしようと考えたのです。イ・ドヒョンは、チャン・ボゴの居ぬ間に清海を制圧しようと、ヨンムンに奇襲をかけさせます…