第26話
ジャミ夫人が、武珍州都督と共に揚州に現れて、新羅の王室に絹を供給する商団を探しにやってきました。色めき立つ新羅商房の行頭たちは、あの手この手でジャミ夫人に取り入ろうとし、ついには新羅商房は分裂の危機に直面することに…。しかしここでチャン・ボゴの機知によって事態を収拾され、ジャミ夫人は大きな損失を被ることになります。ジャミ夫人はますますチャン・ボゴへの憎悪を募らせていきました。そして、チャン・ボゴは倭国と新羅を結ぶ交易にも着手し、故郷の清海をその拠点港にしようと考えるのですが、新羅では、商団の船が海賊に襲われる被害が増大していました。チャン・ボゴは海賊の全滅を目指し、師匠のチェ・ムチャンと共に船に乗ることになりますが…